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【早期FIRE(セミリタイア)実現へ、貯蓄率の重要性】

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FIRE全般
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今回は、FIRE関連記事のご紹介と、独自解説をしたいと思います。

年収300万円・貯金0円から早期リタイア“FIRE”達成するための近道「年収は関係ない」 | 日刊SPA!
長引くコロナ不況で会社の業績が悪化。働けど働けど、給料は据え置き。物価が上昇するなかで自由に使えるお金がどんどん目減りしていく……。そんな中で近年、「FIRE」という生き方が注目を集めている。「Fi…

こちらは、“ライオン兄さん”として、YouTubeチャンネルや書籍を発行されている山口貴大氏です。

この記事では、「年収300万円で、現在、貯金が0円でも、7年でFIRE達成可能」ということが書かれています。

その前に、

国税庁『令和2年分 民間給与実態統計調査結果』によれば、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は「433万円」です。「年収300万円」は、平均水準より低い。果たして、本当にFIREは達成可能なのか?

そうであれば、ほとんどの人がFIREできそうですね!ということです。

【参考】 年齢階層別の平均給与

では、早速!!

「貯蓄ガチ勢」になれば、年収は関係ない

まず、FIRE達成に向けて最も重要なのは年収ではなく、「貯蓄(貯蓄率)」であると述べられています。ここでいう貯蓄は、金融機関に預金をすることではなく、投資としての貯蓄になります。

以前に、貯蓄率に関する記事を書いています。そちらも是非ご覧ください。

「 年収に対する貯蓄の割合=貯蓄率 」

【 貯蓄率50% 投資リターン5% 】

【 貯蓄率50% → 貯蓄率70%  投資リターン5% 】 

(上記、(【FIRE】早期リタイアを目指すなら「年収」よりも「貯蓄率」を重視すべき理由)より、サブ3サラリーマン編集)

このように、貯蓄率を高めることで、FIREまでの年数が短くなります!!

FIREを実現・実行するステップについて

①投資のタネ銭(資産)を作る

②資産運用

③資産が大きくなったらFIRE(リタイア

本記事では、FIRE(セミリタイア)後の生活費は資産のうち一部を取り崩して充てる、(4%ルールを適用)するということになっております。

【4%ルールについて】

・年間支出の25倍の資産を米国株インデックスで築き、年間4%を売却し、その4%の売却益と配当の範囲内で生活をすることを言います。

・4%ルールは、「運用資産の中から毎年4%を取り崩して、その範囲内で生活する限り、資産を減らすことなく、不労所得だけで人生を過ごせる」というものです。  

【 (例)資産3000万円を貯蓄できたと仮定 】

この資産を毎年4%の利回りで運用すれば、1年間で得られる運用益は、「3,000万円×0.04=120万円」になります。つまり、年間で120万円、1か月にならすと月10万円の支出で生活できれば、資産3,000万円でもFIREは達成可能。 (※ここでは、便宜上税金のことは考慮されておりませんが、実際には、税金がかかります。実際にシミュレーションをする際は金融所得課税についても考慮するようにしてください。)尚、10万円では厳しく、月々20万円の支出で生活したい場合は、6000万円の資産が必要ということになります。 4%ルールを使えば、働かないで資産収入だけで暮らすFIRE達成に必要な資産がいくらかもわかります。  

年間100万円の生活費で暮らせる人は、資産から得られる毎年4%の運用益がちょうど100万円あればいいわけですから、そのために必要な元本は先ほど見たように「100万÷4(%)×100=2,500万円」となります。  

つまり、運用利回り4%の逆数である「25年分」というのがFIRE達成の重要な基準になるわけです。生活費の25年分の資産があって、年率4%の運用益が得られれば、資産を一切減らすことなくFIRE達成というわけです。

・FIREの計算式は「年間の生活費」「年間の運用利回り」「FIRE開始時点の資産」の3つの変数で決まってきます。

年間の生活費 ➗ 年間の運用利回り(%)× 100=FIREに必要な資産」  

FIREするときの資産 × 運用利回り(%)➗ 100=年間の生活費」  

つまり、年間の生活費を低く抑えれば、少ない資産と運用利回りでも構わないということです。

 冒頭URL【年収300万円・貯金0円から早期リタイア“FIRE”達成するための近道「年収は関係ない」】より引用

ちなみに、私は、4%ルールではなく、「高配当株式による配当金(インカム)戦略」をとっております。資産所得の戦略に違いがあることを申し添えます。

おすすめは、「サイドFIRE」 必要資産・期間が半分に!!

【参考例】

・額面年収300万円とした場合、税金や社会保障費を差し引いた手取りは約80%のおよそ240万円。それを12か月で割ると、1か月の手取り収入はおよそ20万円。  

・そのうち、半額の月10万円を投資に回した場合、「貯蓄率は50% 」 

・月々20万円の手取り収入のうち、10万円は生活費に回し、残りの10万円をすべて米国株式か世界株のインデックスファンドで複利運用。この場合、日々の生活費10万円の25年分の資産をつくれば、FIREが達成できるので、必要な資産額は「10万×年間支出12か月×25=3000万円」となります。(下記前提によると、3000万円貯めるまでにおよそ、16年かかる見込み)

    冒頭URL【年収300万円・貯金0円から早期リタイア“FIRE”達成するための近道「年収は関係ない」】より引用

しかし、3,000万円を貯めるにはおよそ16年の年月を要します。しかし、3,000万円が必要なのは、完全FIREすなわち資産収入だけで生活(この場合、月10万円)を維持しようとした場合です。

これがサイドFIREならば、資産も期間も「半分」になります。

つまり、「 3,000万円 ÷ 2 = 1,500万円 」

年収300万円でもFIRE(サイドFIRE)は達成可能

・月生活費10万円のサイドFIREを前提に、1,500万円を貯める。

毎月10万円を5%で運用できたとして資産額1,500万円をつくるのに必要な年数は、約10年

(参考)楽天簡単シミュレーション

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・年収300万円でも「貯蓄率を50%」にして「サイドFIRE」を目指すというのは、現実的で、再現性が高いといえます。

ポイント!!

年収300万円でも「貯蓄率を50%(可能であればそれ以上」にして「サイドFIRE」を目指すというのは、現実的で再現性が高いといえます!!

・貯蓄率において、支出(固定費、特に住宅費、家賃)の最小限化が超重要です。家賃を極限まで抑えることができれば、貯蓄率も上がります!!

まとめ

繰り返しますが、FIRE達成のためには、年収(収入)ではなく、「貯蓄率」が最も重要です。貯蓄率を上げるため、本業の収入に加え、副業で稼ぎ、そのお金を米国株インデックスファンドにつぎこむなどをすれば、さらに資産形成の期間を早めることが可能です。併せて、支出の見直し(固定費の削減=毎月の家賃の見直し(引越し))も、有効な手段です。これらを、無理のない範囲で効率的に実施することで、FIREを実現させることが可能です。

「ローマは一日にして成らず」「千里の道も一歩から」と言います。

日々積み上げていきましょう!!

といったところで、本稿を終えたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

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