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【サイドFIRE(セミリタイア)】実施後に必要な資産の検証 

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FIRE全般
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みなさま、こんにちは、サブ3サラリーマンです。

日々、FIRE(サイドFIRE、セミリタイア)に向けて資産形成をしている中で、どうしても気になるのが「いくらあればFIRE(サイドFIRE、セミリタイア)できるのか」という点です。

日々、FIRE実現に向けて動いてはいるものの、実際にサイドFIRE(セミリタイア)に踏み切れないのは、お金に対する不安があるからだと思います。(人間の心理上、金銭については、現状より「もっと、もっと」と、より多くを求めてしまいます。また、FIREをすると、これまで築き上げた人的資本や給与収入等、一時的に失うものもあります。それらも相まって、なかなか踏み出せないこともあるかと思います。)

そこで、事前に把握しておきたいのが、では、「資産がいくらあればFIRE(サイドFIRE・セミリタイア)できるのか(安心なのか)」ということです。

これについては、みなさまの環境、状況、ライフスタイル、価値観にもより一概には言えませんが、3,000万円? 5,000万円? 1億円? 2億円? いや、1,000万円で十分。 

いやいや、「400万円でド底辺FIRE」をした方もいらっしゃいます。ということで、結局答えはありません。

個人毎に必要な資産のシミュレーションについて

では、実際に必要な資産額はいくらなのか?

おおまかですが、シミュレーションをしてみたいと思います。リタイア時の必要金額を決める上で、重要となるのは「支出額」です。例え、多額の資産があったとしても、日々、多額の支出(浪費)を行っていては資産があっという間に枯渇してしまいます。つまり、自分の支出状況を適切に把握しておくことが重要になります。


【 1カ月の生活費(支出額) 参考イメージ 】 独身男性の例

この場合、月額18万円です。 月18万円×12ヶ月 = 216万円/年間(≒220万円)となります。


このように、管理表を作成して、毎月の支出額を管理把握しておくとよろしいかと思います。

「そうはいっても、面倒」という方につきましては、このような簡単家計簿アプリがお勧めです!

目指すFIRE(リタイア)のタイプによって変わる

改めて、一言にFIRE(リタイア)と言っても、大きく2つに分かれます。

完全FIRE(完全リタイア)

定年退職を待たず、仕事を完全に辞めることです。 

 

サイドFIRE(セミリタイア)

完全に仕事を辞めるのではなく、個人で事業など仕事量を調整しながらも収入を得ていくタイプです。(尚、サブ3サラリーマンのブログでは、雇用されない個人事業型を「サイドFIRE」とし、アルバイト等、従業員として雇用される労働者型を「バリスタFIRE」と定義しております。)

FIRE(セミリタイア)後に収入があるかどうかによっても、ライフプラン(シミュレーション)の前提が変わります。(私の場合、労働を一切しないFIRE(完全なリタイア)ではなく、一定の労働を行う、サイドFIRE、バリスタFIRE、いわゆるセミリタイアを想定しているので一定の収入を得ていくことを前提に検討しております。)

当然のこと、完全リタイアの方が必要資産額は大きくなるということになります。自分がどちらを目指すのかによって、必要額の算出の仕方も変わります。

 では、実際に必要額を算出するにはどうしたらよいのでしょうか。

老後に向けて必要資産の確認について

ここで参考になる、お役立ちサイトを2つ紹介します。

その① 日本年金機構 「 ねんきんネット 」による年金見込額試算

https://www.nenkin.go.jp/n_net/

こちらの「年金見込額試算」というメニューで、老後(原則、65歳以降)の収入源となる年金額を確認できるようになっています。老齢基礎年金(国民年金)、老齢厚生年金(厚生年金)は現役時代に納めた保険料額と納付期間により、将来受給できる金額が決まります。みなさまの納付状況により異なるので、定期的に確認することをおすすめします。

その②  逃げ切り計算機

逃げ切り計算機

現在の資産状況、利息、支出額等の諸条件を入力することで、今後の資産の変動を確認することができます。あくまで簡易シミュレーションではございますが、是非ご利用下さい。

(例)35歳、資産3,000万円の場合のシミュレーション

上記のシミュレーションの場合、早期FIREをすると、およそ50歳で資産が枯渇する恐れがあります。

したがって、FIRE期間中の収支バランスを見直して、更に生き延びる策を講じる必要があります。

或いは、早い段階で、「フリーランス・ノマドワーカー」など、個人で収益化できるビジネスを構築しておくことも対応策の1つです。このように、将来の弊害、懸念についての対応、改善を行い、弊害をクリアにすることができるようであれば、早期にFIRE(サイドFIRE・セミリタイア)を実行してもよいのではないでしょうか。

さいごに

現在の、「資産状況」「収支状況」「FIRE後の収支見通し」「資産運用見通し」「将来の年金見込み額」について、総合的にシミュレーションを行うことで、今後の人生において、必要となる「おおよその資産額」を把握することができます。

FIRE(リタイア)に必要な資産額は、関連記事やサイトに書かれている数値や係数をそのまま捉えたり、鵜呑みにせず、あくまで参考として、実際に自分自身に置き換えてシミュレーションを行ってみるとよいかと思います。

関連記事やサイトでは、FIREには最低5,000万円、1億円必要、など、書かれていても、実際にシミュレーションを行い金額を把握しておくことで、「自分の場合、サイドFIREで、配当金●●円、ブログ収益●●円、YouTube収益●●円、将来の年金見込み●●円、毎月の支出●●円、だから3,000万円あれば十分だな」という判断を下すことができ、数値に惑わされることがなくなります。

いかがでしたでしょうか。

今後、シミュレーションをされる際は、今回ご紹介した、参考ツールも併せてご活用いただけばと思います。みなさま、各自の状況に応じた、FIREに向けて、本稿が参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

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