私自身、今後のFIREを見据え、自身のライフプランについて多角的な視点で検討しております。その都度、関連する資料や参考となるWEBサイトを活用しております。
そこで、今回は、人生におけるライフプランの検討及び必要金額のシミュレーションに当たり、参考とした情報について共有したいと思います。
FIREを目指す方のみならず、全ての読者の方にとって“人生設計の参考”になると思います。ぜひ、最後までご覧下さい。
人生におけるライフイベント項目とそれに伴う支出金額について
まずは、人生におけるライフイベントの項目とそれに伴う支出金額の目安です。
参考資料の前提条件により、金額の違いはありますが、項目の参考としてご覧ください。
参考① 主なライフイベントにかかる費用の目安 | 日本FP協会

参考② 金融庁「基礎から学べる金融ガイド」


参考③ 日本郵便 【人生100年時代の主なライフイベントとリスク】


参考④ 情報産業労働組合連合会 共済事業本部 【安心・豊かな将来のために】

以上、4点ご紹介いたしました。いずれも、イラストがあり、見やすく分かり易いと思います。

上記、“人生における5大支出”として挙げるのあれば、『住居費』『子供の教育費用』『老後の生活資金』『自動車購入費用』『結婚式費用(人により各種保険も該当します)』になるかと思います。
金額については、一概には言えませんが、上記資料を参考に皆様の希望や状況に応じてご検討いただければと思います。
このように、人生においては様々なライフイベントがあり、そのイベント毎に費用の支出が生じます。
まずは、これらのライフイベントについて、実施予定の「 有り / 無し (無しでも、見込みや希望はあるのか。)」また、「有りの場合、必要な金額はいくらか」について、見当立てて、見積もっておかれるとよろしいかと思います。
ライフプランに応じた必要金額のシミュレーションについて
次に、個々の状況、ライフプランに応じた必要金額のシミュレーション(シミュレーター)をご紹介したいと思います。
今回は、以下の3つをご紹介いたします。併せて、それぞれのシミュレーターにて、実際に私、サブ3サラリーマンをモデルとした前提条件に基づいてシミュレートした画面もお見せしたいと思います。ご参照ください。
参考① ライフプランシミュレーション : 金融庁
まずは、金融庁のライフプランシミュレーターです。前提は下記の通りです。
【 前提条件(シミュレーターの入力画面に従って選択) 】
FIRE後を想定してシミュレーションを実施
・30代男性
・自営業
・退職金無し
・配偶者無し
・配偶者の職業無し
・配偶者の退職金無し
・子供いない
・子供人数(無し)
・世帯年収200万円 → サイドFIREでの最小値を想定
・1ヶ月あたりの生活費 → 10万円 (選択画面より)
・住まいに掛かる費用 → 5万円 (選択画面より)
・貯金額 → 3,000万円 (選択画面より)
【前提条件に基づく結果】

この場合、「 77歳で破産💔 」という結果になりました。
参考② ライフプラン診断 – 日本FP協会
続いて、日本FP協会のライフプランシミュレーターです。前提は下記の通りです。
【 前提条件(シミュレーターの入力画面に従って選択) 】

【前提条件に基づく結果】

この場合、「 人生逃げ切り大成功🎉 」という結果になりました。
参考③ 一般社団法人 全国銀行協会 自分で描く未来予想図 ライフプランシミュレーション
最後に、一般社団法人 全国銀行協会のライフプランシミュレーターです。前提は下記の通りです。

【 前提条件(シミュレーターの入力画面に従って選択) 】


【前提条件に基づく結果】

この場合、「 人生逃げ切り大成功🎉 」という結果になりました。
まとめ
以上、今回は、人生における大きなライフイベントの項目の確認と必要金額について、3つのライフプランシミュレーターにて簡易検証を行なってみました。
今回、実施したシミュレーションはあくまで、現行制度と前提条件に基づいた内容につき、参考程度に留めておく必要はあるものの、私、サブ3サラリーマンの場合、現状の資産でも、FIRE(サイドFIRE・セミリタイア)後に、「質素倹約、シンプル、ミニマリストライフ」を実行すれば、何とか逃げ切りを図れそうなところまでは来ていることが分かりました。
このように、大まかでも将来の見通しについて確認、把握することで、今後のライフプランの方針も策定し易いかと思います。
皆様におかれましても、今回ご紹介した内容を参考に、ご自身で実際にシミュレーションを行っていただければと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
【今回ご紹介したシミュレーター】
