
サラリーマン
こんにちは、サブ3サラリーマン(@sub3_fire)です。
先日、FIRE関連の情報をチェックしていた際、目に留まった記事をご紹介したいと思います。
題目は、「FIRE(早期リタイア)を行うことで生じる弊害」について、です。
【 記事はこちらです ▼ 】
経済評論家の山崎元氏、実業家の堀江貴文氏の共著による新刊『決定版! お金の増やし方&稼ぎ方』より一部抜粋・再構成してお届け。

では早速内容の確認にまいりましょう!!
FIREを実行するこで生じる弊害の概要について (以下、記事の内容を引用して記載)
まず、堀江氏の発言にて、「僕はFIREについては違和感しかない。年間支出の25倍の資産を築くのは至難のワザだ。長い年月、修行僧のように節約して貯金に励まなくてはならない。そこまでしてFIREをしたいのだろうか。つまり、そんなに仕事がつまらないのだろうか。今の仕事が楽しければ、FIREなんて目指さないだろう。FIREのためにコツコツがんばっている人の多くは「とりあえず、今の仕事を早く辞めたい」と思っているのである。
早期リタイアして、それから自分のやりたいことを心ゆくまでやるのだ。あるいはそう考えている人もいるかもしれない。でも、いざそのタイミングになって、つまり今から十何年も経ったあと、そのやりたいことは色あせずにいるだろうか? 怪しいものだ。それに実際にやってみたら意外とつまらなかったなんてこともありえる。長い年月、我慢に我慢を重ねてコツコツお金を貯めた先が「こんなはずじゃなかった」というのは辛すぎる。
「本当にやりたいことがあるのならいますぐやればいい。本当にやりたいことならば、趣味であれ副業であれ、なんらかの形でいますぐやれる。FIREなんか目指すな。つまらない仕事をしていても成果は出ない。つまらない仕事を延々と続けて資産を築くなんて馬鹿げている。過度の節約によるストレスもそうとうなものである。
お金は使わなければ意味がないのだ。「人生は有限だ。」リタイアするためにお金をかけてどうする?やりたいことにお金をかけろ。やりたいことがないなら、やりたいことを見つけるためにお金を使え。
人はつまらない仕事をするために生まれてきたのではない。辛い労働に耐えるために生まれてきたのでもない。幸せな生き方とは「早期リタイアなんて御免だ!」と言える生き方だ。
本稿で伝えたい部分 → 「 FIREの弊害 = 人的資本の低下 」 について
多くの人が、FIREにひそむ罠(弊害)を見逃している。それは過度な節約によって、重大な機会損失を招く危険性があるのだ。ひと言で言うと、「人的資本への過小投資」の可能性だ。
人的資本とは「個人が持つ知識、技能、能力、資質等の付加価値を生み出す資本とみなしたもの」

たとえば、世間のFIRE本には「手取りの半分で暮らし、半分は投資に回す」というメソッドが紹介されている。「4%」を運用利回りと仮定すると、そうした生活で約18年経てば生活費の25倍の資産を築くことができ、FIREが達成できる計算だ。運用益で生活費がまかなえて、しかも資産が減らない状態だ。
しかし、計画どおりFIREの資金ができた頃に、「稼げない人間」「つまらない人間」になっている可能性が大いにある。
具体的な数字をイメージしよう。手取り収入が年間500万円だと想定しよう。王道のメソッドでFIREを目指す人は手取りの半分、つまり250万円で生活する。手取りの半分で生活する自分を想像してほしいが、かなり慎ましい生活になるはずだ。
このように、FIREを目指すことによって、「勤労意欲の減退、質素倹約型人間へのシフト」といった、人的資本の低下を招く恐れがあることについても取り上げられている。

そして、記事の最後で、「(日々何かに取り組むことで)張り合いになる。適度な忙しさとストレスは健康維持に貢献するそうだ。だからFIRE生活なんて目指すべきではない。日々、やりがいを感じて生活してほしい。」と記されていました。
※太字について、私が特に共感した部分です。
まとめ(感想)
私自身、FIRE(サイドFIRE・セミリタイア)を目指しておきながら、矛盾してしまうところもありますが、上記、堀江氏の発言については、「納得です。同感です。」と思いました。(※完全なFIREでは無く、サイドFIRE、バリスタFIREであれば、適度な労働を行うので完全に人的資本を失う、とまでは言えません。)
「経済的、時間的、精神的、地理的な自由」を求めて、FIREを目指しているわけですが、その一方で、人的資本を失う可能性、その弊害も生じるわけです。その点について、気付かせてくれるコメントでもあります。
これについては、実際に行ってみて、「どうなるか、どう感じるか」にもよりますが、指摘されている内容については間違いないと思います。
また、その他にも、FIRE実行に伴う、弊害はあります。そちらについては、別記事でまとめているのでご参照ください。
以上のことを踏まえ、私自身できるだけ早く、サイドFIRE(セミリタイア)に移行したいと考えております。やはり、「 一義的に、人生(時間)は有限 」ということです。
私の場合、現状、概ね、(税引き後)月平均10万円の配当金・資産収入(最低限の生活資金)の構築が完了しております。

それを以って、一旦、サイドFIRE生活へ移行したいと思います。(まだ、資産額、投資資金原資自体大きくはありません。あと1~2年サラリーマンを行うことで、アッパーマス層から準富裕層へランクアップできるかもしれません。)しかし、現在の心境として、「 お金 より 時間(自由)」との、思いが強くなっています。繰り返しますが、「 一義的に、人生(時間)は有限 」です。そのことも鑑みて、早期でのサイドFIREを実行することも検討しております。
以上、今回は、FIREを実行した際の弊害について確認しました。
本稿が、あなたの参考になれば幸いです。
今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。