本稿では、誰でも簡単に毎月不労所得を得ることができる、「配当金ポートフォリオの作り方」を説明します。
仕組みを理解して実践していただくことで、会社やアルバイト以外で、収入(配当金)を得ることができます。是非最後までご覧いただき、実践してみてください。
なお、今回は、米国株式銘柄を例に挙げてご紹介しています。
米国株の配当月について

米国株の配当金は四半期(3ヶ月)ごとにもらえるので、3グループの配当月に分かれます。
①配当権利確定月 1・4・7・10月
②配当権利確定月 2・5・8・11月
③配当権利確定月 3・6・9・12月
※ 権利確定月基準で記載。権利確定月=配当金支払月とならない場合があります。事前確認をお願いします。
各グループから銘柄を選択する

銘柄については、「以前ご紹介した配当貴族」と「高配当ETF」より選定したいと思います。
それぞれ、2銘柄づつ選定いたします。
① 配当権利確定月 1・4・7・10月
・PG プロクター & ギャンブル
▶︎ 世界最大の日用品メーカーで、「アリエール」「ファブリーズ」「パンテーン」「パンパース」「SK-II」など多彩なブランド保有

※「GoogleFinance」より(2022年7月24日時点)
・ T AT&T
▶︎ 米国の通信大手企業

※「GoogleFinance」より(2022年7月24日時点)
② 配当権利確定月 2・5・8・11月
・ MMM スリーエム
▶︎ グローバルに展開する産業部材企業。オフィス、ヘルスケア、エレクトロニクス、自動車、交通インフラ、通信、建設など幅広い産業分野で5万5,000種に及ぶ製品を供給している。増配年数50年以上の「配当王銘柄」

※「GoogleFinance」より(2022年7月24日時点)
・JNJ ジョンソン & ジョンソン
▶︎ 世界最大級のヘルスケア企業。主力の医薬品部門のほか、医療機器や消費者向け製品に展開している。増配年数50年以上の「配当王銘柄」

※「GoogleFinance」より(2022年7月24日時点)
③ 配当権利確定月 3・6・9・12月
・SPYD SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF
▶︎ &P500高配当指数のトータルリターン(経費控除前)のパフォーマンスに概ね連動する投資成果を上げることを目標とするETF。同指数は、配当利回りに基づき、S&P500指数の採用銘柄のうち配当支払い上位80銘柄のパフォーマンスを計測することを目標とする指数のこと。

※「GoogleFinance」より(2022年7月24日時点)
・VYM バンガード 米国高配当株式ETF
▶︎ FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスのパフォーマンスへの連動を目指すETF。
値上がりと配当利回りのバランスが良いのが特徴。

※「GoogleFinance」より(2022年7月24日時点)
【今回の毎月配当ポートフォリオイメージ】
月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
銘柄1 | PG | MMM | SPYD | PG | MMM | SPYD | PG | MMM | SPYD | PG | MMM | SPYD |
銘柄2 | T | JNJ | VYM | T | JNJ | VYM | T | JNJ | VYM | T | JNJ | VYM |
今回は、各グループより、2銘柄ずつ選択しましたが、最低1銘柄以上選ぶと、毎月配当のポートフォリオが完成します。
例えば!!
- PG プロクター & ギャンブル
- JNJ ジョンソン&ジョンソン
- SPYD SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF
これでだけでもOKです。
ポートフォリオはアプリで管理
ポートフォリオは、配当管理アプリを用いて記録・分析すると非常に便利です。

【こちらは、実際の私の管理画面です。このように、一目瞭然でわかります。】

株式銘柄情報・配当月を確認する方法
株式銘柄情報・配当月に関する情報は、以下のサイトで確認することができます。
【 配当月の確認方法 / 操作手順 】
▶︎ 赤枠に入力

▶︎ 赤枠に入力


▶︎ 右赤枠で確認!!

Dividend.comでは、他にも様々な情報を確認することができます。
是非、ご活用ください。
まとめ
今回は「米国株毎月配当金ポートフォリオ」の作り方を四半期配当のグループごとに説明しました。
- 米国株の配当は四半期ごとにもらえるので、3グループの配当月に分かれます
- 配当権利確定月1・4・7・10月のグループとして、PGとTを紹介しました。
- 配当権利確定月2・5・8・11月のグループとして、MMMとJNJを紹介しました。
- 配当権利確定月3・6・9・12月のグループとして、SPYDとVYMを紹介しました。
- 各配当月グループから最低1銘柄ずつ選ぶと、毎月配当のポートフォリオが完成します。
- 尚、今回は権利確定月基準で記載しています。「権利確定月 = 配当金支払月」とならない場合があります。予め、Dividend.comにて、ご確認をお願いいたします。
いかがでしょうか。
意外と簡単に、毎月配当のポートフォリオを構築することができます。
まずは、試しに少額から始めてみるのもよろしいかと思います。
毎月不労所得が入ると気持ちが楽になります。また、FIREに近づくことができます。
本稿が皆様の参考になれば幸いです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。