現代資本主義において、同じ企業に金銭の支出を行う場合でも、その企業の「株式を購入して株主」になるか、「商品を購入する消費者」になるか、どちらを選択するかにより、立場が分かれます。
株 主:企業から配当金を受けることができる。 → 受益者
消費者:金銭を支払い売上に貢献する。 → 提供者
このことについて、資本主義の現実として、知っておかれるとよろしいかと思います。
例えば
① 商品Aを買う消費者になるのか
② 商品Aを製造販売している企業の株主になるのか
このどちらを選択するかで収支が大きく変わってきます。
商品Aを買う消費者

商品A (1個) 1,000円×10個(3日で1個消費と仮定)=10,000円/1ヶ月
10,000円×12ヶ月=120,000円/年(支出)
商品Aを製造している企業の株主

株価(仮定) 2,000円×100株=200,000円(初期取得価格)
1株あたりの配当金(仮定)150円×100株=15,000円/年収入(配当金)
200,000円(初期取得価格)ー120,000円/年(支出)=80,000円
80,000円/15,000円(配当金)=5.3年
つまり、②のA商品を製造している企業の株主になった場合、株式の初期取得費用はかかるものの、その後、およそ5年6ヶ月以上株式を保有し続けることで、「取得額<配当金」となり、以後完全な不労所得として、利益を生み出してくれます。
対して、商品Aを買う消費者の場合は、その企業に対して商品購入代金を支払い続けることになります。(尚、株式投資にはリスクが伴います。株式評価額の減少、減配、無配、産業衰退等が生じる恐れがあることも申し添えさせていただきます。 )
ここで、お伝えしたいのは、株主の側と消費者の側、対照的である。という事実です。
【まとめ】株主 or 消費者の視点で考えてみましょう!
また、今後、何か商品を購入する前に、すこし立ち止まって考えてみるのも良いかもしれませんね。
ご参考になれば幸いです!
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