今回は、日本の高配当企業上位10社の株式をそれぞれ、100株取得する際の「必要金額」と「配当金額」(2022年9月23日時点)についてご紹介いたします。
【 本稿をご覧いただくことで以下の項目を知ることができます 】
✅ 国内高配当上位企業の状況
✅ 配当利回り
✅ 必要取得金額
✅ 配当金額
【参考】 国内銘柄の魅力(メリット)について
✅ 誰でも知っている、国内有名企業の株主になれる
✅ 為替リスクを避けられる
✅ 海外だけでなく、国内への分散投資、資産分散、リスクヘッジができる
✅ 外国株式に比べ、税金が割安(外国株式は約28%の課税、国内株式は約20%の課税)
✅ 配当金も日本円で受け取ることができ、いつでも使用可能
このように、誰もが知る国内有名企業に、為替リスクがなく、(外国株式の様に)ドルを円に換える必要もなく、日本円で全ての取引ができる。といった点が、国内銘柄の魅力(メリット)だと言えます。

私も、現在、投資先分散、リスク分散の観点において、「 外国銘柄:7 国内銘柄:3 」の割合で投資も行なっています。
日本の高配当企業の確認方法について

では、実際に、国内高配当銘柄上位10社を確認してみたいと思います。
今回は、「 Yahoo!ファイナンス 」にて確認しました。

確認手順




【高配当銘柄上位10社の詳細(2022年9月23日時点)】
こちらが、2022年9月23日時点の配当利回り上位10社です。平均利回りは9%台の超高配当企業集団となっています。

※尚、実際に購入をされる際は、企業分析、財務状況の確認を行うようお願いいたします。株価変動リスク、減配リスク等もございます。ご留意ください。
✅ 各社100株取得の場合の必要金額 ▶︎ 約420万円
✅ 年間配当金額(税引前) ▶︎ 約41万円
【(参考)配当金計算例 】
上記の条件(各社100株取得)で、2,100万円分投資を行なっていると仮定した場合
【係数算出】2,100万円/(各社100株取得時)420万円 = 5
【年間配当金額(税引前)】41万円 × 5 = 205万円
【年間配当金額(税引後)】205万円 × 0.8 = 164万円
【税引後月額手取り配当金】164万円/12ヶ月 = 13.6万円
この様に、約2,100万円の投資で月13万円超の配当金を得ることができます。
配当金でまかなえる生活費

配当金があれば、生活費の一部、あるいは全てを賄うことも可能となります。
例えば、上記、毎月13万円の配当金があれば・・・。
【 参考例 】
✅ 携帯代 : 5,000円
✅ サブスク代 : 5,000円
✅ 水道光熱費代 : 10,000円
✅ 食費 : 50,000円
✅ 交際費 : 40,000円
✅ 生活必需品・雑費等 20,000円
合計 130,000円
これらの支払いに当てることができます。
サイドFIREのイメージ

さらに、質素倹約型のライフスタイルの方であれば、月13万円で基礎生活費をまかなえると思いますので、その場合は、「サイドFIRE、バリスタFIRE」への移行も可能になります。

完全なFIREのイメージ

さらにさらに、配当金で「基礎生活費と趣味・娯楽費」を全てまかなうことができれば、「完全なFIRE」への移行も可能になります。

まとめ
今回は、日本の高配当企業上位10社の株式をそれぞれ、100株取得する際の「必要金額」と「配当金額」(2022年9月23日時点)について紹介いたしました。
✅ 各社100株取得の際に必要な金額 ▶︎ 約420万円
✅ 上位10社の平均配当利回りは9%台
✅ 年間受取配当金額 ▶︎ 約41万円
改めて、国内銘柄への投資の魅力(メリット)としては!!
✅ 誰でも知っている、国内有名企業の株主になれる
✅ 為替リスクを避けられる
✅ 外国株式に比べ、税金が割安(外国株式は約28%の課税、国内株式は約20%の課税)
✅ 配当金も日本円で受けることができるのでいつでも使用可能
✅ 海外一択ではなく、国内への分散投資ができる(リスクヘッジができる)
このような特徴があります。
また、今後、米国市場においては、景気後退局面に移っていくことが予測されています。その際、無理して米国に投資をするのではなく、「国内の優良、割安、連続増配、高配当銘柄」に対して投資を行うことも一案になります。
投資家として、常に広い視野で、様々な所に分散させながら投資を行うことを意識して、資産形成を行なっていきたいですね。
以上、本稿が参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。