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【人生100年時代】という用語について

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最近、「人生100年時代」なので・・・。というフレーズを見聞きする機会が増えました。

皆様はいかがでしょうか。

私は、人生100年時代という用語について、違和感を感じておりまして、それについて、少し触れてみたいと思います。

まず、現在の日本人の平均寿命です。

各省庁それぞれ、統計データを公表しておりますが、今回は 厚生労働省の推移表 を参照します。

図表1-2-1 平均寿命の推移
令和2年版厚生労働白書ー令和時代の社会保障と働き方を考えるー図表1-2-1 平均寿命の推移を掲載しています。

平均寿命の推移

年々、年齢が上昇しているのは分かります。

2019年で男性81歳 女性87歳です。

なので、んっ、100年??どこが?? という疑問が生じます。

現在、ましてや、2040年の予想値ですら、男性83歳、女性89歳です。

どう考えても100年時代ではないよね。。というツッコミが入ります。

さらに、考察すると、平均寿命の他に、「健康寿命」という、言葉があります。

定義として、健康寿命とは、心身ともに自立し、健康的に生活できる期間 とされています。

実は、私は、この健康寿命を重視しております。

こちらも統計資料で確認してみたいと思います。

健康寿命とはどのようなもの?|リスクに備えるための生活設計|ひと目でわかる生活設計情報|公益財団法人 生命保険文化センター
公益財団法人生命保険文化センターは、公正・中立な立場で生活設計と生命保険に関する様々な情報を提供しています。(設立1976年)

健康寿命 男性72歳 女性75歳

つまり、この健康寿命が、活動的で何かを体験する上で支障のない一つの基準年齢ということになります。

当然のこと、人により、健康状態等様々ですので、一概には言えないことを申し添えます。 

その上で、皆様、現在おいくつでしょうか。この健康寿命より逆算すると、あと何年、活動的でアクティブに過ごせるか。ということが分かります。

25歳男性であれば、47年あります。

35歳男性であれば、37年あります。

45歳男性であれば、27年あります。

55歳男性であれば、17年あります。

65歳男性であれば、7年あります。

このように、可視化してみると、分かりやすいと思います。

私の場合、35歳男性に近いので、ざっくり、人生残り半分しか健康寿命ないんだ・・・。と思うわけです。ここも人により、捉え方、考え方が違うので、一概には言えませんが、時は刻一刻と過ぎ去っていきます。その事実は理解された方がよろしいかと思います。

話を戻しますと、そもそも「人生100年時代」ってないよね、っていうことの確認をしたかったのと、

ではなぜ、人生100年時代という用語があるのか、ということになりますが。これは、おそらく、様々な商品、サービスを提供する側が消費者の不安を煽って購入させる際に使用できる都合の良いキーワードかなと、個人的には思います。

統計データ上の実態と用語があまりにもかけ離れているので、触れてみました。

皆様も、このように、んっ??と思う事象があれば、確認してみると良いかと思います。

意外と、矛盾点、おかしな点に遭遇することもあります。

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【まとめ】人生100年時代は無いよね。健康寿命も重視して考えてみましょう。それと、人生100年時代だからといって「まだ早い」が「もう遅い」にならないよう、注意しましょう。人生は一度きりなので。

ご参考になれば幸いです。

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